おやすみ、ニューイングランドの王たちよ

いちばん最初に思ったのは、「あぁついにこのときが来たか」だった。

信じていなかったわけでもない、そんな雰囲気を感じ取っていたわけでもない。
でもいつか必ずそのときが来ることは分かっていた。
だって今まで好きになったバンドはみんな解散や活動休止をしていったから。
PINBALLSも絶対にそのときが来るんだっていう気持ちは常にあった。

NICOが活動終了してからその気持ちが大きくなっていたと思う。
PINBALLSもいつかは…って。
その先は怖くて考えないようにしてたけど、ついに来てしまった。

でもよくよく考えていると、もしこのまま解散したとしても思い残すことはあるのかなって。
ずっと応援してきてメジャーデビューもして、誕生日にライブも観れたし他にもたくさんたくさん夢を叶えてもらって夢をみせてもらって、幸せな気持ちも抱えきれないくらいたくさんもらって。

ツアー全通もしたし福岡遠征も北海道遠征も楽しすぎたし他にもたくさん地方まわって、いろんなところに連れて行ってもらった。
毎回私なりに全力でバンドに向き合ってきたし愛してきた。
途中、ライブ行くのもう辞めようかと思って行かなかったライブもあったけど、それがあのときの私の全力の愛し方だったから後悔はしてないし。

燃え尽きたというのが近いかな。
常に全力で好きだったから思い残すことがほとんどない。
岐阜でライブ観られなかったことだけが唯一心残りではあるけど。。
自分の選択に後悔はないし、過去にあったけどそれはもう昇華できているから。

戻ってきてほしいとは言えない。
彼らも同じ日本に生きているひとりの人間だから。
昔好きだったバンドが30歳を過ぎて結成10年で解散をして、あの頃は私もまだ若くてただただショックで受け入れられなかったけど、あの頃のメンバーと同じ歳になってようやく分かった。
この先もひとりの人間としてこの社会の中を生きていかないといけないなら、人生を改めるのも必要なんだろうなぁって。
たかが一般人の私でさえ悩んでいるんだから、バンドという大きいものを背負っている彼らの悩みは計り知れなかったと思う。
こればっかりは年齢を重ねないと見えてこないことなんだろうな。

だから4人がどんな選択をしたとしても私は否定することはできないし、辞めないでって泣いて縋ることもしない。
そうできたら気持ちもすっきりするのかなって思うことはあるけど。

ただひとつだけ願うのは、4人の人生がどんな形であれ幸せであってほしいということだけ。
その幸せの形がバンドであったなら、私の人生にとっても幸せであることはこれからも変わらないと思うけど。


どうかどうか幸せでいてください。
おやすみなさい。

0コメント

  • 1000 / 1000

merrymerrily

: セトリネタバレ注意 :